株式会社 徳島分子病理研究所
Tokushima Molecular Pathology Institute,Inc
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各種組織染色
組織染色は、組織学や病理学の分野において、組織や細胞の形態的な変化を簡便に調べるために用いられています。
未染色組織でも形態の違いから結合組織や、細胞核などを見分けることは可能ですが、あらかじめ組織染色を行うことによって、その観察が容易になります。
染色の方法には、組織中の特徴的な生体分子 (タンパク質、核酸、脂質、炭化水素など) に対して、特定の色素が強く結合する性質を利用した方法や、特定の酵素と反応して発色する基質を用いた方法があります。
弊社では、動物組織について未染色組織スライドの各種組織染色を行います。
パラフィンブロック作製、切片作製からの実施も可能ですので詳しくはお問い合せください。
また、画像データが必要な場合はお問い合わせください。
●ご提供サンプルの調整法について
【標本スライド等の解析サンプルをご提供いただく場合】
標本スライド作製には、剥離防止コート処理 (シラン・MAS等) されたスライドガラスを用いてください。
組織染色に用いる組織切片の固定法や保存状況、切片の厚さなどに染色像が影響されますので、
事前に一度ご相談ください。(未固定凍結組織の場合もご相談ください)。
【組織等の解析サンプルをご提供いただく場合】
切片作製費用、ブロック作製費用が別途必要となります。
染色像は、組織染色に用いる組織の固定法や保存状況などに影響されますので、一度ご相談ください
(未固定凍結組織の場合もご相談ください)。
●対応可能な染色
・ヘマトキシリン・エオジン染色 (Hematoxylin and eosin stain)
・PAS染色 (Perio dic acid-Schiff stain)
・シリウスレッド染色
・マッソントリクローム染色 (Masson's trichrome)
・エラスチカ マッソン染色
・エラスチカワンギーソン
・トルイジンブルー染色
・アルシアンブルー染色
・アルシアンブルー・PAS染色
・ニッスル染色
・クリューバーバレラ染色
・アザン染色
*上記以外のご希望の染色方法がございましたら、ご相談ください。
*多検体割引ございます。ご相談ください。